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ニュースEX 川原和久×六角精児テキストコメンタリー 第6回 [相棒]

テーマ:シーズン7第13話「超能力少年」 その1

<所轄署で訴える順子を見て>

六角「濱田マリさんだよ」

川原「しっかり挨拶してくださるいい方でした」

六角「面白いし、大好きです。僕、濱田さんがモダンチョキチョキズで歌ってる『恋の山手線』のCD、持ってますもん」

--それは鉄道が好きだから、ではなく?

六角「違います(笑)」

<事件のあったクラブで右京(水谷豊)が捜査一課の話に入ってくるシーン>

六角「なんだか伊丹、すごい顔してますね、はじっこで」

川原「オレの中では思ったことをすぐ顔に出すって設定にしてあるからね」

<縄手家で順子の話を聞いている右京のシーン>

六角「この回って、右京さんの反応が全体的にアメリカンな感じですね。最初の組織犯罪対策5課でのシーンもそうだったけど」

川原「興味のある対象だからってことの表れなんじゃないかな」

六角「不思議な表情をなさってるよね。あんまり右京さんはこういう顔をしない気がします」

<三浦(大谷亮介)が過去の順子の記事を持ってくるシーン>

川原「三浦ってけっこういろいろ覚えてるんだよね」

六角「『こいつなんとかじゃないか?』とか、よく言いますよね」

川原「だから、大谷さんと繋がらないんだよ。大谷さんはよく『あの人誰だっけ?』って僕に聞いてきますから(笑)」

<1人で道を歩く右京のシーン>

川原「おっ、1人なんだよなあ、この時期」

六角「なんか違和感があるというか」

--現場でも思いました?

六角「いや、現場では思わなかったです。いま改めて見て、思いました」

川原「右京さんに話し相手がいないのはちょっと寂しいですよね」

<帰宅した拓海(田中碧海)が盗聴を言い当てたシーン>

六角「今の米沢、邪悪な感じでしたね。愛想笑いをしようとしたのに出来なかったのかな?」

川原「米沢ができないのか、六角自身ができないのか知らないけど(笑)」

六角「まあ、ちょっとは悪意を込めましたけどね(笑)」

<拓海の部屋で「ピ、ピ、ピラミッドだよね」などと驚く米沢のシーン>

--なんでどもってるんですか?

六角「そのほうが面白いかなって思って」

川原「噛んだみたいに見えるよ」

六角「それならそれでもいいかなって」

--ここで米沢はナチュラルにゲームの話をしてますが、六角さんはやります?

六角「まったくダメです。プレステ1くらいまでは少しやってましたけど。マージャンとか馬を育てるやつとか」

--ギャンブルの要素のあるものばかりですね(笑)。川原さんは?

川原「僕は昔からまったくやらないです」

<米沢と右京が拓海と公園で会うシーン>

六角「この時、寒かったんだよなあ」

川原「なんか色味がいつもと違わない?」

六角「たぶん、夕方だったか、曇りで暗かったんだと思います」

<特命係の部屋で米沢が検査をしたシーン>

川原「お前の鑑識作業は簡単すぎるんだよ。リトマス試験紙のレベル(笑)」

六角「易者のオヤジが何かを発見したみたいでしたね」

川原「『科捜研の女』みたいにそれっぽくやってほしいなあ」

六角「うるさいよ(笑)。だってこれでやってくれって用意してあるんだから、しかたないでしょ」

--映画の『鑑識・米沢守の事件簿』では、細かく描写されてました。

六角「そうそう、だからこれは、簡単なところだけ見せてるってことです(笑)」
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