ニュースEX 川原和久×六角精児テキストコメンタリー 第5回 [相棒]
テーマ:シーズン8 第15話「狙われた刑事」その2
<伊丹と尊が車中で張り込むシーン>
川原「ここ、辛かったなあ。いろんな角度で撮ってるんですけど、そのたびに全部通しでやってるんです」
六角「それは大変そうだ」
川原「しかも、この目線の先にスタッフがいっぱいいるんです。ロケだから、人や車を止めたりするために、ザワザワ動いてて、気が散っちゃって。オレ、修行が足りないな~って思いました」
<浜野(加藤虎ノ介)の部屋での立ち回りシーン>
六角「おお、立ち回りだ!米沢は立ち回りやったこと、まだ一度もないんです」
川原「そういえばそうか。立ち回りさせたいね」
六角「でも弱いと思うよ(笑)。警察官だから、剣道とかはやってるかもしれないけど」
<鑑識部屋で特命係と米沢の会話に伊丹が入ってくるシーン>
川原「ここで僕が噛んだら、この芝居をまた最初からやってもらわないといけないわけで(笑)。緊張したなあ」
六角「ずっとカット割ってないですからね」
川原「何か俺ら、長回しのグチばっかり言ってない?(笑)」
<回想の同窓会パーティーのシーン>
六角「この回、あんまりブルーっぽい画面じゃないね」
川原「それはこのシーンだけじゃない?シャンデリアが黄色に光ってるから」
六角<取調室のシーンに戻って>「ほんとだ。ごめん、やっぱりブルーだった(笑)」
川原「いわゆる『相棒ブルー』だよね」
--照明がブルーっぽいのは、現場ではわからないものなんですか?
川原「照明っていうよりも、色調整の問題ですから。普通の照明だよね」
六角「僕らは現場でこんなブルーを見たことはないです」
<右京が「伊丹という刑事は、そのような不正を犯す刑事ではありません」と言ったシーン>
川原「ここ、右京さんにこんなこと言われて、どんなリアクションしようか迷ったんだよ」
六角「これは今のまま無反応のほうがいいでしょう」
川原「ニヤッとしたり、小躍りしたりしてみては?(笑)」
六角「やめてくださいよ(笑)」
<吉武を逮捕に来たシーン>
川原「これまた大変なシーンでした。事件を説明して逮捕して去るまでの、すごい長い1カットでしたから」
六角「オンエアで見てて、大変そうだなって思いました。ゲストの方たちは、いきなり来てポンってやるんだからね」
--レギュラーの皆さんは慣れてますものね。
川原&六角「覚悟がある」
--ハモりましたね(笑)。
川原「慣れっていうよりも、覚悟の問題だと思う」
六角「ほんと、ゲストの方たちはタフだと思います」
<エンドクレジットが流れて>
川原「長いシーンが多かったな(笑)」
六角「確かに、僕らはどうしても大変そうだなって見てしまうから、純粋に芝居を楽しめる感じではないですね(笑)。でも、お話の流れに無理がないですし、凝ってるけど、自然で面白かったです。伊丹が最後に頭を下げるのも、余韻があっていいですよね」
川原「でも、次の回からは通常営業に戻るから、調整が難しいんだよ(笑)」
六角「いろんな脚本家さんと監督さんがいるからね(笑)」
川原「僕らは登場人物の目線で台本を読むから、なんでこいういう行動しちゃうの?って時が時々あります」
六角「キャラクターの積み重ねをちゃんと持っていないと」
川原「そうそう。そうすると、台本に書かれていないことでもちょっと足せるんだよね。そういうのは大切にしたいと思っています」
<伊丹と尊が車中で張り込むシーン>
川原「ここ、辛かったなあ。いろんな角度で撮ってるんですけど、そのたびに全部通しでやってるんです」
六角「それは大変そうだ」
川原「しかも、この目線の先にスタッフがいっぱいいるんです。ロケだから、人や車を止めたりするために、ザワザワ動いてて、気が散っちゃって。オレ、修行が足りないな~って思いました」
<浜野(加藤虎ノ介)の部屋での立ち回りシーン>
六角「おお、立ち回りだ!米沢は立ち回りやったこと、まだ一度もないんです」
川原「そういえばそうか。立ち回りさせたいね」
六角「でも弱いと思うよ(笑)。警察官だから、剣道とかはやってるかもしれないけど」
<鑑識部屋で特命係と米沢の会話に伊丹が入ってくるシーン>
川原「ここで僕が噛んだら、この芝居をまた最初からやってもらわないといけないわけで(笑)。緊張したなあ」
六角「ずっとカット割ってないですからね」
川原「何か俺ら、長回しのグチばっかり言ってない?(笑)」
<回想の同窓会パーティーのシーン>
六角「この回、あんまりブルーっぽい画面じゃないね」
川原「それはこのシーンだけじゃない?シャンデリアが黄色に光ってるから」
六角<取調室のシーンに戻って>「ほんとだ。ごめん、やっぱりブルーだった(笑)」
川原「いわゆる『相棒ブルー』だよね」
--照明がブルーっぽいのは、現場ではわからないものなんですか?
川原「照明っていうよりも、色調整の問題ですから。普通の照明だよね」
六角「僕らは現場でこんなブルーを見たことはないです」
<右京が「伊丹という刑事は、そのような不正を犯す刑事ではありません」と言ったシーン>
川原「ここ、右京さんにこんなこと言われて、どんなリアクションしようか迷ったんだよ」
六角「これは今のまま無反応のほうがいいでしょう」
川原「ニヤッとしたり、小躍りしたりしてみては?(笑)」
六角「やめてくださいよ(笑)」
<吉武を逮捕に来たシーン>
川原「これまた大変なシーンでした。事件を説明して逮捕して去るまでの、すごい長い1カットでしたから」
六角「オンエアで見てて、大変そうだなって思いました。ゲストの方たちは、いきなり来てポンってやるんだからね」
--レギュラーの皆さんは慣れてますものね。
川原&六角「覚悟がある」
--ハモりましたね(笑)。
川原「慣れっていうよりも、覚悟の問題だと思う」
六角「ほんと、ゲストの方たちはタフだと思います」
<エンドクレジットが流れて>
川原「長いシーンが多かったな(笑)」
六角「確かに、僕らはどうしても大変そうだなって見てしまうから、純粋に芝居を楽しめる感じではないですね(笑)。でも、お話の流れに無理がないですし、凝ってるけど、自然で面白かったです。伊丹が最後に頭を下げるのも、余韻があっていいですよね」
川原「でも、次の回からは通常営業に戻るから、調整が難しいんだよ(笑)」
六角「いろんな脚本家さんと監督さんがいるからね(笑)」
川原「僕らは登場人物の目線で台本を読むから、なんでこいういう行動しちゃうの?って時が時々あります」
六角「キャラクターの積み重ねをちゃんと持っていないと」
川原「そうそう。そうすると、台本に書かれていないことでもちょっと足せるんだよね。そういうのは大切にしたいと思っています」
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